先祖供養

senzo kuyo

先祖供養について

正しい先祖供養の在り方

多分皆さんは先祖供養について深く考えたことがあまりないと思います。人は、この世に生まれそして、やがて必ず死にます。天寿を全うする人、自ら命を絶ってしまう人ある日突然事故などで命を落としてしまう人、そして、戦争で儚く亡くなってしまう人、様々な死に方があります。人はこの世で生きていく中で、生きている自分の事をもしくは、今生きている世の中の人の事を中心に全てを考え、全てを作っていきます。

科学が進歩するにつれ人々の生活は豊かで楽になりました。もちろん、世界中広い目で見れば、この恩恵を受けることの出来ない人の数の方が圧倒的に多いのですがただ、豊かなものや金に満たされた生活が果たして本当に幸せなのかどうか、わからない事もあります。一ついえることは一度豊かで便利な生活を手に入れるともう二度と昔に戻ることは、難しいといえます。

先祖供養の基本

  • 1. お墓、仏壇がある、もしくはご先祖の菩提となるものがある
  • 2. ご先祖を供養してあげたいという素直でやさしい心
  • 3. 神仏に手を合わせる心、すなわち信仰心がある

この三つの要素が一つでも欠けると先祖供養は、まず届かないと思っていただいて結構です。先祖供養とは、届かなければ意味が無いのです。例えば、普段恩義に感じている方に心の中でありがたいと思っていてもその気持ちを表現しなければ相手の方に届かないのと同じことです。しかし、先祖供養は決して難しいことではないのです。そのキッカケとなる人やお寺等に出会うことさえ出来れば自然とそういう気持ちは湧き上がってきます。繰り返しいいますが先祖供養は、やっているという自己満足では通らないのです。そして、通れば必ずいい結果が現れてきます。先祖供養についてお聞きになりたいことがあればいつでも、お寺をお尋ねください。合掌

傍系供養

先祖供養を最も大切に考える倶利加羅不動寺では、傍系先祖と水子の供養も大事であると皆さまにお話しております。傍系は、基本的に三親等までの親族で何らかの事情で供養がなされてない又は、不足になっているご先祖さんを自分の意思により永代供養するものです。生前お世話になった母方の祖父や祖母または、気にかけてくれていた叔父さん叔母さんもしっかり供養して差し上げると大きな力を貸してくれます。

物故者供養塔

この供養塔は、開山当初より、初代永敏住職の神髄に深く感銘し、特に創成期より黎明期にかけて、お寺に多大な貢献をされた信者の方、また永敏大僧正の法友や寺内として共に修行し苦労して頂いた多くの方を、お釈迦様の化身的意味合いを持ち、古来より崇拝の対象となっているこの宝塔で、その尊い御霊を供養しています。

しあわせ霊苑永代供養

お墓とは「先祖の姿そのもの」です